見守りびと

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賢者が書けば言霊になり、愚者が書けば戯言になると聞いたことがあります。どちらになれるのか、賢者とは思っていないのだけれども、愚者にはなりたくない。中間の言葉を探してみても納得がいきません。
昨日、お隣の人と話をしていて、聞いたこと。これは、言霊になるのか戯言か?
老人ホームで仕事をしている看護師さんなのです。過日のこと、家の玄関前に犬の落し物があって、どうしたら良いか悩んでいたところを、水をペットボトルで持ってきて、さっさと、きれいに洗ってくれて、涼しい顔してました。なんとありがたく思ったことか。そのお礼を伝えたら、「そのようなことは、毎日のことで、自然に手が出てしまう」とあっさり言うのでした。
慣れは凄いことでもあるのですが、成れる人と成れないひとの違いでもあるように思いました。
また、その母親が言っていましたが、娘の仕事場を尋ねるシリーズがあった時に、新人看護師の娘がやっていたことは、入れ歯の掃除だったと。誰にでもできる事ではない、と感想を言いましたが、私には無理、と痛感しました。
同じ看護師であっても、私の仕事場は一般企業の診療室なので、病院勤務よりもゆったりしており、その違いに驚きます。
看護師らしい仕事と言えば、お隣の娘さんの仕事なので、今更ながら、これで良いのか迷ってしまいます。土日が休みで定時退社だから、企業の診療室が良いと思って決めた筈なのですが、看護を目指したきっかけを思い出してみると、病んでいるひとの力になれたら、と考えたからでした。
その弱みがあって、お隣の娘さんの話を聞くことを最近心がけています。
あまり愚痴や戯言を言わない人なのですが、老人ホームでは、「送りびと」でなく「見守りびと」だと言っていました。「最後はあなたに見守ってもらいたい」と言われるとうれしいとも。看護師としては、彼女の方が本物だと痛感し、内心頭があがらない思いです。
土日もお正月もなく、残業は度々で、サービス残業とか、老人が相手の毎日、大変も多いけれども、ちょっとしたことで喜んでもらえたり、やり甲斐をもらっているので、仕事としては悪くはないなんて言ってもいました。
昨日、立ち話で、良い眠りについて話をしましたが、お互いに少しずつやりかたは違うのですが、大筋では同じことをやっていることに気がついて、やっぱり、良いことは良いのだ!と言って別れました。
お風呂でゆっくりリラックスして、その後、簡単にマッサージをやって、湯冷めをしないうちにさっさとベッドへ。このタイミングはかなり重要です。見たいテレビがあっても、良い眠りの方が大切と考えて寝ます。1時間経っても眠れていないときは、ちょっと、起き出して、暖かいミルクを飲むことで多分大丈夫。自分に納得させることも重要案件。とも話しました。

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